2017年11月23日(木)  アトピー性皮膚炎

アトピーでも整体などはできるのか

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アトピー性皮膚炎の方は、様々な要因で症状が悪化するため、エステやマッサージの際に使われるオイルなどで反応してしまうことが怖く、気軽にチャレンジすることが難しいのが現状だろう。

また、整体や鍼灸では特にオイルなどは使われないようだが、それ自体が自分自身のアトピー症状に良いのか分からないということもあるはずだ。

それぞれの特徴

鍼灸

鍼・お灸を用いながら、様々なツボを刺激して治療する方法だ。ツボを刺激することで自然治癒力・免疫力を上げたり整えたりさせる働きがある。

だが、1度の治療のみで効果は見込めないため、「継続」が必要だ。また自己流で行えないため、自分の体質に合った治療院を根気よく探す必要がある。

整体

身体の歪みは、血行を悪くする上に免疫バランスまでも崩れてしまい、アレルギー疾患などを引き起こすという整体の基本的な考え方だ。

身体の歪みを矯正することで血行を改善し、免疫バランスを整えることで皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促すのだ。こちらも、鍼灸と同様、1度の治療では効果は見込めないため、自分の体質に合った治療院を探す必要がある。

ツボ

ツボは自分の手て行える部分であれば自宅でも手軽に行える。アトピーのかゆみを抑えるツボとして「列欠(れっけつ)」「合谷(ごうこく)」「曲池(きょくち)」などがある。

ツボである場所であれば、押さえた時に痛いけれど気持ち良いと感じるところがツボだそうだ。

リンパマッサージ

リンパ管は体中に張り巡らされており、体内の老廃物を回収・排出し、免疫機能を正常に保たせる役割を持っている。そのためリンパマッサージを行うことで、血行の改善・老廃物の排出が促進され、身体はもちろん皮膚のターンオーバー(新陳代謝)も促される。

ただ、マッサージの際にオイルなどを用いて行う場合が多いため、オイルによる刺激に注意が必要だ。

デトックス

マッサージをしたり、どくだみ茶などのデトックス作用のあるものを口にすることで、腸内環境や血液もキレイになり、余分な老廃物を溜め込まずに排出することができる。それを続けることで、症状が緩和できる可能性がある。

エステ

顔や身体の痩身からお手入れ、脱毛まで様々あるが、アトピーでもエステは出来る。ただ、一人ひとりの肌状態や体質などをきちんと相談・対応できるところを探す必要がある。

また、病院治療は不可欠だ。まずは、アトピーに対しての実績が多いエステサロンでカウンセリングを受けてからにしてはどうだろうか。

日頃のケアも重要

上記のように、定期的にケアをしてもらうのは良いことだが、日頃から自分自身で行う毎日のケアも重要だ。食生活・生活習慣・外出時の肌ケアなど、注意すべきところは多い。

また、ストレスも症状を悪化する要因にもなるため、無理なケアや生活は避けるようにしよう。

そして、エステ・マッサージ・鍼灸など全てのことに言えるが、状況・体質・症状などに応じて、自分にとって一番ベストな方法を無理なく選んでいこう。

アトピー性皮膚炎の根治には2大原因、皮膚改善・腸内改善を同時に行うことが必要

アレルギーやアトピーの原因はこれまで多く語られてきた。遺伝や様々なアレルゲンが大きく影響している説が大半だったが、大人も子どもも過剰な免疫反応とその免疫を刺激する細菌が2大原因である事が有力視されている。

2大原因のひとつは皮膚表在の細菌の「黄色ブドウ球菌」の大量発生

2015年4月21日、慶應医学部とアメリカ国立衛生研究所はアトピー性皮膚炎の原因が皮膚の表面に誰もが持っている「黄色ブドウ球菌」が大量に発生しアレルゲンになっている事を解明した。
常在菌+マウス
本来、皮膚は善玉菌のはたらきにより弱酸性から中酸性であることで黄色ブドウ球菌など「有害菌」の増殖を抑えることができている。また同時に、およそ28日間隔の規則正しいターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち、これら有害菌からの刺激も受けずにいられる。これは、大人も子どもも同じだ。

しかしアトピー性皮膚炎の皮膚は、本来、弱酸性から中酸性にあるべき皮膚が壊れ乾燥し、黄色ブドウ球菌など有害菌が増殖しやすい弱アルカリ性化してしまう。

その結果、有害菌の刺激によりバリア機能が崩壊し、さらにターンオーバーが乱れ、黒い過酸化脂質を沈着させまたかゆみを増幅させるという「悪化サイクル」をたどる事になる。

皮膚自体を改善を早めるには

大人も子どもも改善方法は変わらない。細菌を増殖させにくい弱中酸性クリームでの抗菌・保湿と、28日間隔の規則正しいターンオーバーに戻す為のミトコンドリア活性、黒ずみの原因である過酸化脂質の除去が有効である。

2大原因のもうひとつは腸内の免疫バランスの改善

アトピー性皮膚炎の2大原因のふたつめは、「免疫の異常反応」いわゆるアレルギー反応である。アトピー性皮膚炎の子供が同時に食物アレルギーである事が多い理由もこれである。

免疫は腸内環境と密接な関係がある。腸内の悪玉菌の増殖は腸管免疫のバランスを崩し、腸内表皮反射として皮膚にニキビや吹き出物といった形で現れるのだ。
胃を壊すと肌が荒れる。それと同じだ。

また、腸内環境が悪くなるということはターンオーバーの乱れも招いてしまう。
近年は大手企業がR1やカルピスといった乳酸菌製品を販売しているが、むやみに摂取してもアトピーには逆効果となる場合もある。

老若男女すべてにおいて言えることだが、アトピーというのは免疫が高いことが多く、さらに免疫を高めても免疫過剰になり、悪化してしまうこともあるのだ。アトピーの場合、免疫を高めるのではなく、免疫Th1とTh2のバランスを整える必要がある。

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ステロイドなど皮膚のケアをしていてもアトピーが改善しなかったり、一時的に治ってもすぐに再発してしまうのは、この免疫バランスが不安定になってしまっているからなのだ。

アトピー性皮膚炎の2大原因を知り、根治させる為の要点

皮膚改善のために適切な保湿クリームを選ぶ

1、黄色ブドウ球菌対策

細菌の増殖を抑える弱、中酸性のpH値の保湿クリームを使用する。

2、悪化サイクルからの脱却対策

皮膚の改善サイクルを早める為のターンオーバー促進成分のあるもの。

3、かゆみ原因の除去による早期の脱ステロイド対策

黒ずみの原因、抗過酸化脂質作用のあるクリーム。

腸内改善のために適切な乳酸菌を選ぶ

1、免疫力を高める効果を求めない、免疫バランスを整える乳酸菌

インフルエンザ等に有効な類の乳酸菌はアトピーにとっては有効でない場合がある。

2、乳酸菌製品中の数が効果に比例する訳ではない

1袋に○○億個の乳酸菌などの商品も多くあるが、必ずしも菌の数が効果に比例するのではない事を理解しよう。

最後に

  • 皮膚自体をステロイド等で改善しても免疫異常があればまた再発する。
  • 免疫異常があっても皮膚の細菌等のアレルゲンを除去できなければまた再発する。

→ この2点をふまえて、皮膚原因と免疫原因の2つの原因を同時に改善する事が根治への近道となる。

さらに皮膚は、28日間隔の正常なターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち健康な状態でいることができる。そのため皮膚改善と腸内改善を28日サイクルでおこない評価することが大切だ。これは、大人から子どもまで性別関係なく言えることなのだ。

そこで注目されているのが「28日皮膚免疫トレーニング」という考え方だ。ターンオーバーの28日周期にそって皮膚改善と腸内改善を同時に目指すという。大人も子どもも全ての方がチャレンジできる。

28day

ステロイド薬は副作用の不安などの指摘はあるが、強度なかゆみを鎮静させるにはやはり有効でもある。

しかし、早期に悪化サイクルから脱却する為にもこの2つの原因を「28日」サイクルで改善していく事が近道だと言えるのだ。

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