2017年9月20日(水)  アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎のスキンケアのおすすめ

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食べ物からストレスやほこりなど、様々な要因で引き起こされるアトピー性皮膚炎。一人ひとり、原因や症状が異なるため、一概にこのケアが確実に合うというものがないのだ。

そのため、1個100円の石けんや1本600円もかからない化粧水などで症状が軽くなる方もいるそうなのだ。

スキンケアにおいての3大鉄則

1:皮膚を清潔に保つ

肌に残った汗や化粧などの汚れは刺激の元になり、症状を悪化させることがある。そのため、自分の肌に合った石けんなどで清潔に保つのだ。この時、過度な洗顔・入浴・高い温度のお湯は乾燥・刺激の元になるため要注意。皮膚は優しく洗おう。

2:皮膚をしっかり保湿する

アトピー肌は皮膚のバリア機能が低下しているため、あらゆる刺激に弱いうえ皮膚の水分も逃げやすい。そのため、自分の肌に合った保湿剤で皮膚をしっかり潤すことが大切になる。

3:皮膚への刺激を避ける

アレルゲン・紫外線・ストレス・寝不足など、皮膚へ影響を与えるような生活習慣・食事内容は改善していこう。皮膚や血行に良いビタミンA・B1・B2・B12・C・D・Eや亜鉛などのミネラル・コラーゲンなどバランス良く摂ろう。

症状悪化を予防する工夫として

■ 爪を短く切る

爪で皮膚を搔き壊すのを最低限抑える。皮膚の細菌が炎症を悪化させるのを防ぐ。

■ 石鹸などを使った入浴

皮膚の細菌を減らせる。ただし、入浴時のお湯はぬるめにする。
・保冷剤や室内の温度調整
痒みは、体が暖まるとひどくなるため、皮膚を冷やすのが効果的。

■ 手袋をする

手袋を2重にすることがおすすめ。ただ夏では蒸れで悪化する可能性があるため要注意。

■ 肘に筒やテーピングをする

肘が曲がらないようにし、痒い所に手が届かないようにする。

■ 湿疹部分に包帯をする

直接掻かないようにする。

■ 夏でも長袖や長ズボン

直接掻かないようにする。アレルゲンに極力触れないようにする。

最適なスキンケア用品

金額ではなく「どんな成分で構成されているか」がポイントになる。最も避けるべきは合成成分(界面活性剤や添加物など)だ。これらは皮膚への刺激も強いうえに使えば使うほど症状が悪化してしまう可能性がある。

成分表示の見方

厚労省により、成分表記は全てパッケージに記載されるようになった。その記載内容を確認して、各自で購入することになるのだが、成分表示の味方について簡単に説明する。

分かりやすいのは、成分表記は配合量の多い順に記載されているということだ。
例えば「水、エタノール、グリセリン、BG、○○Na、パラベン、香料、○○エキス、○○酵素、クエン酸」と表記されていたら、この製品は水が最も多く、その次にアルコールであるエタノールが多いのだ。
そのため、この製品は、ほぼ水とアルコールで構成されていることが分かる。

高価な製品、肌に良い成分が含まれる製品などを謳っているものもあるが、まずは成分表記を確認し、自分にとって良くない成分が含まれているか、また、どれくらい有効成分が含まれているのかを確認しよう。

オススメとしては、保水・保湿作用・皮膚の基礎体力の向上を促す「コラーゲン」や「セラミド」「ヒアルロン酸」は皮膚細胞にとって必要な成分だ。そのため、これらを含んだ無添加の製品はパッチテストを行った上で試してみても良いのではないだろうか。

アトピー性皮膚炎の根治には2大原因、皮膚改善・腸内改善を同時に行うことが必要

アレルギーやアトピーの原因はこれまで多く語られてきた。遺伝や様々なアレルゲンが大きく影響している説が大半だったが、大人も子どもも過剰な免疫反応とその免疫を刺激する細菌が2大原因である事が有力視されている。

2大原因のひとつは皮膚表在の細菌の「黄色ブドウ球菌」の大量発生

2015年4月21日、慶應医学部とアメリカ国立衛生研究所はアトピー性皮膚炎の原因が皮膚の表面に誰もが持っている「黄色ブドウ球菌」が大量に発生しアレルゲンになっている事を解明した。
常在菌+マウス
本来、皮膚は善玉菌のはたらきにより弱酸性から中酸性であることで黄色ブドウ球菌など「有害菌」の増殖を抑えることができている。また同時に、およそ28日間隔の規則正しいターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち、これら有害菌からの刺激も受けずにいられる。これは、大人も子どもも同じだ。

しかしアトピー性皮膚炎の皮膚は、本来、弱酸性から中酸性にあるべき皮膚が壊れ乾燥し、黄色ブドウ球菌など有害菌が増殖しやすい弱アルカリ性化してしまう。

その結果、有害菌の刺激によりバリア機能が崩壊し、さらにターンオーバーが乱れ、黒い過酸化脂質を沈着させまたかゆみを増幅させるという「悪化サイクル」をたどる事になる。

皮膚自体を改善を早めるには

大人も子どもも改善方法は変わらない。細菌を増殖させにくい弱中酸性クリームでの抗菌・保湿と、28日間隔の規則正しいターンオーバーに戻す為のミトコンドリア活性、黒ずみの原因である過酸化脂質の除去が有効である。

2大原因のもうひとつは腸内の免疫バランスの改善

アトピー性皮膚炎の2大原因のふたつめは、「免疫の異常反応」いわゆるアレルギー反応である。アトピー性皮膚炎の子供が同時に食物アレルギーである事が多い理由もこれである。

免疫は腸内環境と密接な関係がある。腸内の悪玉菌の増殖は腸管免疫のバランスを崩し、腸内表皮反射として皮膚にニキビや吹き出物といった形で現れるのだ。
胃を壊すと肌が荒れる。それと同じだ。

また、腸内環境が悪くなるということはターンオーバーの乱れも招いてしまう。
近年は大手企業がR1やカルピスといった乳酸菌製品を販売しているが、むやみに摂取してもアトピーには逆効果となる場合もある。

老若男女すべてにおいて言えることだが、アトピーというのは免疫が高いことが多く、さらに免疫を高めても免疫過剰になり、悪化してしまうこともあるのだ。アトピーの場合、免疫を高めるのではなく、免疫Th1とTh2のバランスを整える必要がある。

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ステロイドなど皮膚のケアをしていてもアトピーが改善しなかったり、一時的に治ってもすぐに再発してしまうのは、この免疫バランスが不安定になってしまっているからなのだ。

アトピー性皮膚炎の2大原因を知り、根治させる為の要点

皮膚改善のために適切な保湿クリームを選ぶ

1、黄色ブドウ球菌対策

細菌の増殖を抑える弱、中酸性のpH値の保湿クリームを使用する。

2、悪化サイクルからの脱却対策

皮膚の改善サイクルを早める為のターンオーバー促進成分のあるもの。

3、かゆみ原因の除去による早期の脱ステロイド対策

黒ずみの原因、抗過酸化脂質作用のあるクリーム。

腸内改善のために適切な乳酸菌を選ぶ

1、免疫力を高める効果を求めない、免疫バランスを整える乳酸菌

インフルエンザ等に有効な類の乳酸菌はアトピーにとっては有効でない場合がある。

2、乳酸菌製品中の数が効果に比例する訳ではない

1袋に○○億個の乳酸菌などの商品も多くあるが、必ずしも菌の数が効果に比例するのではない事を理解しよう。

最後に

  • 皮膚自体をステロイド等で改善しても免疫異常があればまた再発する。
  • 免疫異常があっても皮膚の細菌等のアレルゲンを除去できなければまた再発する。

→ この2点をふまえて、皮膚原因と免疫原因の2つの原因を同時に改善する事が根治への近道となる。

さらに皮膚は、28日間隔の正常なターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち健康な状態でいることができる。そのため皮膚改善と腸内改善を28日サイクルでおこない評価することが大切だ。これは、大人から子どもまで性別関係なく言えることなのだ。

そこで注目されているのが「28日皮膚免疫トレーニング」という考え方だ。ターンオーバーの28日周期にそって皮膚改善と腸内改善を同時に目指すという。大人も子どもも全ての方がチャレンジできる。

28day

ステロイド薬は副作用の不安などの指摘はあるが、強度なかゆみを鎮静させるにはやはり有効でもある。

しかし、早期に悪化サイクルから脱却する為にもこの2つの原因を「28日」サイクルで改善していく事が近道だと言えるのだ。

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